2012年5月16日水曜日

インストールの準備


インストールの準備

Oracle Identity Managerをインストールする前に、デプロイに必要なコンポーネントの知識を得ることをお薦めします。また、システムでOracle Identity Managerをインストールする準備ができたことを確認するために、診断ダッシュボードをインストールして使用することもお薦めします。診断ダッシュボードのインストールの詳細は、「診断ダッシュボードの使用方法」を参照してください。

Oracle Identity Managerの基本的なインストールには次の要素が含まれます。

  • データベース・サーバー

  • アプリケーション・サーバー

  • Oracle Identity Managerインストール(アプリケーション・サーバーで実行)

  • Design Console

  • 管理およびユーザー・コンソール(Webブラウザで実行)

この章では次の項目について説明します。

Oracle Identity Managerコンポーネントのホスト要件

この項では、Oracle Identity Manager環境での様々なコンポーネントの最低限のホスト・システム要件を示します。


注意:

Oracle Identity Manager製品の各リリース固有の要件およびサポートされる構成については、『Oracle Identity Managerリリース・ノート』を参照してください。

エンタープライズ・バージョンのアプリケーション・サーバーとデータベース・ソフトウェア、および有効なライセンスを入手する必要があります。Oracle Identity Managerにはこのソフトウェアは含まれていません。

Oracle Identity Managerインストール・プログラムが、他のインストールしたアプリケーション、ユーティリティまたはドライバと競合することがあります。Oracle Identity Managerをインストールする前に、重要性の低いソフトウェアとドライバをコンピュータからすべて削除するようにしてください。また、この処理によって、データベース・ホストによるデータベース・スキーマの作成も保証されます。

Oracle Identity Managerサーバー(ホスト)の要件

表2-1は、Oracle Identity Managerサーバーの最低限のホスト要件を示します。これは基本的なインストールのガイドラインです。

表2-1 Oracle Identity Managerのホスト要件


どのくらいのサリーン7ツインターボコストを行います
サーバーのプラットフォーム 項目

Microsoft WindowsおよびLinux

  • プロセッサのタイプ: Intel XeonまたはPentium IV

  • プロセッサの速度: 2.4GHz以上、400MHz FSB以上

  • プロセッサの数: 1

  • メモリー: Oracle Identity Managerインスタンスごとに2GB

  • ハード・ディスク容量: 1GB(初期サイズ)

Solaris

  • サーバー: Sun Fire V210

  • プロセッサの数: 1

  • メモリー: Oracle Identity Managerインスタンスごとに2GB

  • ハード・ディスク容量: 1GB(初期サイズ)


データベース・サーバーのホスト要件

表2-2は、サポートされるオペレーティング・システムごとのサンプル・データベースの最低限のホスト要件を示します。ガイドラインとして使用してください。特定のデータベースのホスト要件は、データベースのドキュメントを参照してください。

表2-2 サンプル・データベース・サーバーのホスト要件

データベース・サーバーのプラットフォーム 項目

Microsoft WindowsおよびLinux

  • プロセッサのタイプ: Intel Xeon

  • プロセッサの速度: 2.4GHz以上、400MHz FSB以上

  • プロセッサの数: 2

  • 総メモリー: 4 GB、またはCPUごとに2 GB

  • ハード・ディスク容量: Windowsでは40GB(初期サイズ)、UNIXでは20GB(初期サイズ)

Solaris

  • サーバー: Sun Fire V250

  • プロセッサの数: 2

  • 総メモリー: 4 GB、またはCPUごとに2 GB

  • ハード・ディスク容量: 40GB(初期サイズ)

  • ハード・ディスクの数: 1


Design Consoleのホスト要件

表2-3に、Oracle Identity Manager Design Consoleの最低限のホスト要件を示します。

表2-3 Design Consoleのホスト要件


カワサキスーパーショック
Design Consoleのプラットフォーム 項目

Microsoft Windows

  • プロセッサのタイプ: Intel Pentium IV

  • プロセッサの速度: 1.4GHz以上

  • プロセッサの数: 1

  • メモリー: 512MB

  • ハード・ディスク容量: 300MB


Remote Managerのホスト要件

表2-4に、Oracle Identity Manager Remote Managerの最低限のホスト要件を示します。

表2-4 Remote Managerのホスト要件

Remote Managerのプラットフォーム 項目

Microsoft WindowsおよびLinux

  • プロセッサのタイプ: Intel Pentium IV

  • プロセッサの速度: 1.4GHz以上

  • プロセッサの数: 1

  • メモリー: 512MB

  • ハード・ディスク容量: 1GB

Solaris

AIX


英語以外のOracle Identity Manager環境での準備

Oracle Identity Managerリリースのコンポーネントを英語以外の環境にデプロイする場合、次のガイドラインと要件を確認してください。

  • Oracle Identity Managerリリースのいずれかのコンポーネントをインストールする前に、ターゲット・システムの地域と言語の設定(ロケール)が次の要件を満たすことを確認します。

  • デプロイのローカライズ構成の詳細を確認して、様々なコンポーネントや属性固有の制約を満たすためには、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

  • Oracleデータベースのグローバリゼーション・サポートでは、データベースをUnicode対応に構成する必要があります。詳細は、「Oracleデータベースの作成」を参照してください。

インストール・ワークシート

表2-5では、Oracle Identity Managerのインストール中に設定する必要がある構成属性を説明します。このワークシートを印刷し、インストールの記録を取ってください。「ユーザー選択」の列に実際のインストールの情報を記入します。


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表2-5 インストール・ワークシート

項目 デフォルト ユーザー選択

Oracle Identity Managerをインストールするためのベース・ディレクトリ

Windows: C:¥oracle

UNIX: opt/oracle


Oracle Identity Managerデータベースがインストールされているコンピュータの名前またはIPアドレス

デフォルト値なし


データベースが接続をリスニングするTCPポート番号

Microsoft SQL Serverの場合は1433

注意: Microsoft SQL Serverは、Oracle Identity Managerリリース9.1.0ではサポートされていません。動作保証されているコンポーネントの詳細は、『Oracle Identity Managerリリース・ノート』の「動作保証されているコンポーネント」を参照してください。

Oracleでは1521


インストールで使用するデータベースの名前

デフォルト値なし


Oracle Identity Managerがデータベースにアクセスするために使用するデータベース・アカウントの名前とパスワード

デフォルト値なし


JDKインストール・ディレクトリ

Windows: C:¥j2sdkversion

UNIX: /opt/j2sdkversion


JBoss Application Serverインストール・ディレクトリ

Windows: C:¥jboss-version

UNIX: /opt/jboss-version




診断ダッシュボードの使用方法

診断ダッシュボードは、アプリケーション・サーバーで実行するWebアプリケーションです。これによって、Oracle Identity Managerで必要なコンポーネントについてインストール前とインストール後の環境がチェックされます。Oracle Identity Managerをインストールする前に診断ダッシュボードをインストールすることをお薦めします。

診断ダッシュボードのインストール

診断ダッシュボード・ツールは、Oracle Identity ManagerインストーラCDのDiagnosticDashboardディレクトリにあります。

診断ダッシュボードWebアプリケーションは、アプリケーション・サーバーにデプロイする必要があります。詳細は、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』を参照してください。


注意:

Oracle Identity Managerをインストールする前に診断ダッシュボードXIMDDアプリケーションをJBoss Application Serverにインストールすると、JBoss Application Serverの起動時に例外が発生することがあります。この例外を回避するには、jboss-4.0.3SP1¥server¥default¥deploy¥jbossweb-tomcat55.sar¥META-INF¥jboss-service.xmlファイルのUseJBossWebLoaderプロパティをtrueに設定します。

インストール前の環境の確認

Oracle Identity Managerのインストールをトラブルシューティングするときに診断ダッシュボードを使用すると役立ちます。

  • サポートされるJava仮想マシン(JVM)

  • サポートされるデータベース

  • Microsoft SQL Server JDBCライブラリ(Microsoft SQL Serverの場合のみ)


    注意:

    Microsoft SQL Serverは、Oracle Identity Managerリリース9.1.0ではサポートされていません。動作保証されているコンポーネントの詳細は、『Oracle Identity Managerリリース・ノート』の「動作保証されているコンポーネント」を参照してください。


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